○議長(
植村恵治君) ただいまの
産業建設常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。 質疑の通告はありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第46号及び同第48号から同第50号までの以上4件については、
産業建設常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、以上4件については、
産業建設常任委員会委員長報告のとおり決せられました。
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△日程第4 議案第51号及び同第52号
○議長(
植村恵治君) 次に、日程第4、議案第51号及び同第52号の以上2件を
一括議題といたします。 以上2件に関し、予算決算常任
委員会委員長の報告を求めます。 予算決算常任
委員会委員長。 (予算決算常任
委員会委員長
杉本智美君 登壇)
◆予算決算常任
委員会委員長(
杉本智美君) 予算決算常任
委員会は、6月19日、23日に
委員会を開催し、6月15日に当
委員会に付託されました議案2件について、分科会を設置することなく本
委員会にて一括審査が終了しましたので、ご報告申し上げます。 最初に、議案第51号、平成29年度相馬市
一般会計補正予算(第1号)について。 相馬市
一般会計補正予算の担当課長より予算について説明が行われ、委員より質疑が行われましたので、主な内容を報告いたします。
総務課長より款2、項1、目1、節19負担金、補助及び交付金46万8,000円について、大野、初野地区及び八幡、台地区から集会場及び公会堂の修繕の要望があったため、2分の1を
補助金として交付するものであると説明がありました。 それに対し、根岸委員より内容の詳細を問う質疑があり、
総務課長より、初野地区は屋根、台地区は洋式簡易水洗トイレに修繕するとの答弁がありました。 社会福祉課長より款3、項2、目1、節18備品購入費公用車購入費290万4,000円について、遠方から西部子ども公民館放課後児童クラブに通所する児童を送るための公用車を1台購入するためであるとの説明がありました。 それに対し、只野委員より、現在の状況を問う質疑があり、社会福祉課長より、現在、運転をタクシー利用促進協議会に運転委託し、10人乗り公用車2台で実施、1台は飯豊小学校から10名で2往復、1台は桜丘小学校9名と大野小学校3名を運んでいるとの答弁がありました。 生活環境課長より款4、項1、目7、節19負担金、補助及び交付金21万円の増額について、NPO法人松川浦ふれあいサポートが松川浦の干潟観察会を実施する事業に補助するものであると説明がありました。 それに対し、根岸委員より、補助の判定基準と実績を問う質疑があり、生活環境課長より、この事業は、平成27年度は市の
補助金、平成28年度はNTT系の助成金を用いて実施したが、本年はNTT系の助成金が確保できなかったため市で補助するものであり、市としては松川浦のPR、風評被害の払拭につながる有意義な事業と判断しているとの答弁がありました。 農林水産課長より款6、項2、目1林業総務費4,544万2,000円について、初野地区内の射撃施設の底地と進入路の土地購入、ライフル射撃場、トラップ射撃場の整備などをするものであると説明がありました。 それに対し、只野委員より、全体面積2万1,846平米の土地購入費750万円の試算根拠について問う質疑があり、農林水産課長より、所有者と協議した結果、実際に射撃施設として整備が必要な低地面積はおおよそ1万平米になり、その面積に公共事業の山林価格700円で購入することで合意を得たものと答弁がありました。 さらに、根岸委員より、工事請負費3,091万1,000円の内訳を問う質疑があり、農林水産課長より、ライフル射撃場が2,600万円程度で整備、トラップ射撃場が400万円程度で移設できると試算したとの答弁がありました。 地域防災対策室長より款9、項1、目4、節11需用費45万4,000円について、女性消防隊からの購入要請を受けた、はっぴ40着を購入するための補正であると説明がありました。 それに対し、米山委員より、40着の内容を問う質疑があり、地域防災対策室長より、震災等で流出が4、劣化が12、人口などの増加により24、合計40着との答弁がありました。 教育部
総務課長より款10、項2、目1、節17公有財産購入費1,604万4,000円について、飯豊小学校駐車場用地の土地購入費で、面積1,146平米に、不動産鑑定額の平米当たり1万4,000円をかけたものであると説明がありました。 それに対し、高橋副委員長より、土地所有者の人数を問う質疑があり、教育部
総務課長より、土地の所有者は2名であるとの答弁がありました。 さらに、
鈴木委員より、駐車場として土地を購入するようになった背景について問う質疑があり、教育部
総務課長より、校舎の入り口が危険であること、PTA、学校からの駐車場確保の要望があり、このたび地権者のほうから、学校の公共用地として有効に活用していただけるのであればという申し出があったことから購入に至ったとの答弁がありました。 さらに、村松委員より、土地の坪単価を問う質疑があり、教育部
総務課長より、坪単価は4万6,200円であるとの答弁がありました。 討議、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第51号、平成29年度相馬市
一般会計補正予算(第1号)は原案のとおり決せられました。 次に、議案第52号、平成29年度相馬市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について。 保険年金課長より、今回の補正は
国民健康保険税の税率の引き下げに伴う補正予算で、予算総額に変更のない補正であるとの説明がありました。 それに対し、報告すべきような質疑はありませんでした。 討議、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第52号、平成29年度相馬市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり決せられました。 以上で予算決算常任
委員会の報告を終わります。
○議長(
植村恵治君) ただいまの
予算決算常任委員会委員長報告に対し、質疑を行います。 質疑の通告はありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第51号及び同第52号の以上2件については、
予算決算常任委員会委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、以上2件については
予算決算常任委員会委員長報告のとおり決せられました。
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△日程第5 議案第53号
○議長(
植村恵治君) 次に、日程第5、議案第53号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書を議題といたします。
総務常任委員会委員長から提案理由の説明を求めます。
総務常任委員会委員長。 (
総務常任委員会委員長 根岸利宗君 登壇)
◆
総務常任委員会委員長(
根岸利宗君) ただいま議題とされました、議案第53号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書について提案理由の説明を申し上げます。 地方自治体は、子育て支援策の充実や高齢化の進行に伴う社会保障への対応、地域交通の維持など果たす役割が拡大する中で、人口減少対策、マイナンバー制度への対応、大規模災害を想定した防災、減災事業の実施など、新たな政策課題に直面しております。一方、地方公務員を初め人材が限られる中で、新たなニーズへの対応など公的サービスの提供が困難となっており、人材確保を進めるとともにこれに見合う
地方財政の確立を目指す必要があります。 こうした状況にもかかわらず、社会保障費の圧縮や公的サービスの産業化など、
地方財政をターゲットとした歳出削減に向けた議論が加速しております。特に、トップランナー方式の導入は民間委託を前提とした地方交付税算定を容認するものであり、
地方財政全体の安易な縮小につながることが危惧されるものとなっております。インセンティブ改革とあわせ地方交付税制度を利用した国の政策誘導であり、客観・中立であるべき地方交付税制度の根幹を揺るがしかねない状況であります。本来、必要な公共サービスを提供するため、財源面を担保するのが
地方財政計画の役割であり、2018年度の政府予算と
地方財政の検討に当たっては、歳入歳出を的確に見積もり、社会保障予算の充実と
地方財政の確立を目指すことが必要であります。 以上のことから、関係機関に対し、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出するものであります。 なお、
意見書案文につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、議員各位のご理解とご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(
植村恵治君) これより議案第53号に関し質疑を行います。 質疑の通告はありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第53号については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会に付託をしないことにいたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第53号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号については原案のとおり決せられました。 お諮りいたします。ただいま
意見書が議決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、字句その他の整理は議長に委任することに決しました。
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△日程第6 議案第54号
○議長(
植村恵治君) 次に、日程第6、議案第54号、「
被災児童生徒就学支援等事業」の継続と
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める
意見書を議題といたします。
文教厚生常任委員会委員長から提案理由の説明を求めます。
文教厚生常任委員会委員長。 (
文教厚生常任委員会委員長 門馬優子君 登壇)
◆
文教厚生常任委員会委員長(
門馬優子君) ただいま議題とされました議案第54号、「
被災児童生徒就学支援等事業」の継続と
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める
意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 東日本大震災から6年が経過しました。平成23年度に創設された
被災児童生徒就学支援等臨時特例交付金は
被災児童生徒就学支援等事業交付金となり3年目を迎え、被災した子供たちには、学校で学ぶための極めて有効な支援事業として機能しております。 平成28年3月11日に閣議決定された「復興・創生期間」における東日本大震災からの復興の基本方針の具体的な取り組みの中にも、被災した子供たちが安心して学ぶことができる教育環境の確保に取り組むとあり、学校現場からも事業の継続を強く望む声が届いております。福島県内外で避難生活を送る子供たちには、これからも経済的な支援を必要とする子供たちがたくさんおり、同交付金による
就学支援は非常に重要となっております。 よって、平成30年度以降も全額国費で支援する
被災児童生徒就学支援等事業の継続と、十分な
就学支援に必要な予算の確保を行うことを求め、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出するものです。 なお、
意見書案文につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、議員各位のご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
○議長(
植村恵治君) これより議案第54号に関し、質疑を行います。 質疑の通告はありませんでした。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会に付託をしないことにいたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第54号については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第54号については原案のとおり決せられました。 お諮りいたします。ただいま
意見書が議決されましたが、字句その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、字句その他の整理は議長に委任することに決しました。
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△日程第7 議員の派遣について
○議長(
植村恵治君) 次に、日程第7、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条の規定により、お手元に配付いたしました内容のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付いたしました内容のとおり議員を派遣することに決しました。
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△日程第8 閉会中の
継続審査について
○議長(
植村恵治君) 次に、日程第8、閉会中の
継続審査についてを議題といたします。 各常任
委員会及び
議会運営委員会委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の
継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。本件につきましては、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
植村恵治君) ご異議なしと認めます。 よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査とすることに決しました。 以上で、提出された案件は全部終了いたしました。
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△市長挨拶
○議長(
植村恵治君) ここで市長よりご挨拶をいただきます。 市長。 (市長
立谷秀清君 登壇)
◎市長(
立谷秀清君) 去る6月12日に開会いたしました平成29年第2回相馬市議会定例会の閉会に当たり、ご挨拶を申し上げます。 議員各位には、本議会全般において積極的かつ慎重なるご審議の上、
執行部として提出いたしました全議案に対しまして適切なるご議決をいただきましたことに感謝を申し上げます。 ここで、原釜荷捌き施設が平成28年度全建賞を受賞いたしましたことについて、ご報告を申し上げます。 全建賞は、我が国の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進するために、国・地方公共団体などの建設技術関係者から成る一般社団法人全日本建設技術協会により設けられたもので、今回の表彰で64年目となる歴史のある表彰であります。 原釜荷捌き施設は、本市の歴史と伝統に配慮した和風デザインであること、また、膜屋根を採用し、開放的な空間を実現し、本市の復興のシンボルとして利用されていることが高く評価され、今回の受賞となりました。 市といたしましては、原釜荷捌き施設を初め、これまで整備した漁業関連の施設を関係機関とともに有効に活用し、風評被害の払拭と漁業の振興及び
交流人口の拡大に努力を重ねてまいります。 なお、本市では平成25年6月に馬場野地区井戸端長屋が全建賞を受賞しております。 結びに、時節柄何かと忙しい時期となりますが、議員の皆様方にはくれぐれもご健康にご留意の上、ご自愛くださいますようお願い申し上げ、本定例会の閉会のご挨拶といたします。 本日は、まことにありがとうございました。
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△閉会の宣告
○議長(
植村恵治君) これをもって、平成29年第2回相馬市議会定例会を閉会いたします。 (午前10時49分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 相馬市議会議長
植村恵治 相馬市議会議員
高玉良一 相馬市議会議員
石橋浩人 相馬市議会議員
菊地清次...